早い打ち込みには・その3
こんにちは。ユキヤマです。
これから対局を始めるぞ、というときって、少し緊張します。
いつも、今日はこの布石で打とう、と考えながら始まるのを待ちます。
布石は、囲碁わくわく講座で、お手本の布石が毎週送られてくるので、そのお手本の形で打つように心がけています。
何種類もあるので、何となくこれは打ちやすい・これは打ちにくいと感じたりできるし、何か月か経った後、また同じ布石を試してみると、新たな発見があったりもします。
奥が深いですね。
伊達利夫先生のわくわく囲碁教室からです。
上の写真です。白が打ち込んできました。
黒はどうしますか?
打ち込んできたということは、手抜きしたくはないですね。
打ち込みに対応して、一段落したらそれから?
黒は割り打ちしました。
白がヒラキを打てば、三連星になるところでした。黒がそれを阻止しました。
別の手と比べてみます。
本来ならば、白はヒラキを打ち、ここで布石が終了、これから打ち込みというタイミングでした。
白は早い打ち込みでした。
早い打ち込みで白が儲けた分より、
割り打ちで黒が儲けた分のほうが大きいですね、というおはなしでした。
早い打ち込みにも焦らず対処したいですね。