トビはトビでも…
こんにちは!ユキヤマです。
今年ももうすぐ終わりですね。
皆様はこの一年、囲碁を楽しまれましたか?
わたしの場合、年始から少し持ち点が上がり、今年一年は、それまでより少し高い棋力の方々と対局ができました。
相手が変わると、当然打ち方も変わるわけで、まだまだ勉強することがたくさんあるなと感じた一年でした。
さて、伊達利夫先生のわくわく囲碁教室からこの盤面です。
黒模様を大きくしようと、中央に向かって一間トビ、というのは、囲碁わくわく講座の布石のお手本でもよく見かけます。
一間トビではなく二間トビって、少し欲張った手ですね。
黒としては、成立したらとてもおいしい。
白としては、そんなに効率よく大きく守られたくない。
さて、白番です。どこに打ちますか?
たとえばツケたら。
白は、二目の頭を両方叩かれた形になります。
例えば、そのあと切って戦おうとしても、この場合は黒が良さそうです。
じゃあ、巻き戻して、白はどこに打ちますか?
打ち込んでみました。
仮に黒が連絡しようとしても…
三線の石は連絡できても、二間トビの石は分断されそうな気がします。
分断されたら、せっかく打った意味がないですね。
欲張らず、一間トビにしておきましょう、というおはなしでした。