カカリ返し
こんにちは。ユキヤマです。
伊達利夫先生のわくわく囲碁教室から、上の写真です。
白が右上にカカリを打ち、黒は受けずに左上にカカリを打ちました。
白番です。次はどこに打ちますか?
例えば小ゲイマに受けたら。
黒はヒラキとハサミを兼ねて、上辺に打ちました。
白は三々入りぐらいでしょうか。
白⑪まで、黒は上辺を占めた上、黒⑫と先手で大場に打つことができました。
これでは白は不満です。
では、どうしたらよかったのでしょうか?
白は受けずに上辺に打ちました。
これだと、白がヒラキとハサミを兼ねた手です。
黒が三々入りをして⑩まで。
白⑪と右上の黒石に両ガカリしました。
白が上辺を占めました。
ちょっとしたコツで、全然違う展開になりますね!
こういう一石二鳥の考え方はしっかり覚えていきたいです。