大切なひと仕事

こんにちは、ユキヤマです。

北川貴浩先生の悪手のとがめ方教室を受講しました。

 

相手が対応に困る手を打ってきた、実は悪手なんじゃないかとうすうす思いながら、とがめ方が分からない、なんて経験ないですか？

わたしはたくさんあります！

そんな対局あるあるの強い味方になってくれるのが、この教室です。

 

さて、相手の悪手をとがめたいとしても、自分に隙があってはいけません。

 

上の写真です。再掲します。

黒番です。

白が4子と3子に分かれました。攻めて何か得したいですね。

その前に大切な手続きがあります。なんでしょうか？

 

 

もし、手続きをしなかった場合。

黒は上辺にサガリを打ちました。上辺の白を取ってしまおうという作戦です。

そこで白が突っ込んできました。

AとBが見合いで白は大丈夫そうです。

 

これでは攻めたとは言えませんね。

 

黒はまずハネから打ちます。

これで切断されなくなりました。攻める前の大切なひと仕事です。

この後、白石を攻めて儲けたいところです。

 

 

 

今回は、小ゲイマガカリにコスミツケの後の形で、白がノゾキを打ってきたらどうするかということがテーマでした。

 

お金を稼ぎに行ったのに、途中で大金の入った財布を落としていたら残念ですもんね。

まずは、しっかり守る。それから攻める。

絶対に忘れたくない極意です。