わくわく囲碁教室

隅の生死は?

こんにちは、ユキヤマです。 伊達利夫先生のわくわく囲碁教室から上の写真です。

黒が右下のハネツギを打ちました。

白はどうしますか?

 

ここで白が考えるのは、手抜きして死ぬかどうかです。

手抜きして、もう一手黒から打たれたらどうなるか。

 

もう一手黒から打たれたら、生きることができなさそうなら手入れを。

もう一手黒から打たれても、その後きちんと打てたら大丈夫なら、手抜きして大場へ。

 

 

試しに手を抜いて別のところに打ちました。

黒は反対側を狭めてきました。

 

この状態から、白が生きることができるなら、手抜きして大丈夫だったということです。

白はどこに打ちますか?

 

 

カケツギで生きます。

 

 

黒のサガリには、白急所へ。

 

 

黒が急所からきても生きられます。

 

 

カケツギではなくサガリでも生きます。

 

 

黒①に対して白②、黒③に対して白④が大切な手でした。

 

 

ということで、白は生きている形なので、大場に行って大丈夫そうです。

 

こういう判断が適切にできると、大場に先行できるのでしょうね。

LINEで送る
Pocket